令和７年春季全国火災予防運動
令和７年３月１日（土）から３月７日（金）まで、春季火災予防運動が実施されます。
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防に関する意識をより高めることで、火災の発生を防止し、火災による死者の発生、財産の損失を防ぐことを目的として、毎年この時期に全国各地で実施されるものです。
渋川広域消防本部では、火災予防運動の一環として、懸垂幕及び横断幕の掲示、管内事業所等への防火ポスターの配布、大型店舗の店内放送、レシートを用いた火災予防広報を実施します。
なお、令和７年春季火災予防運動では、「住宅防火対策」、「地震防火対策」、「林野火災予防対策」が重点推進項目とされていますので、以下を参考に、より一層火災予防に努めましょう。
▲春季全国火災予防運動ポスター【（一財）日本防火・危機管理促進協会】
住宅火災対策
住宅火災 いのちを守る１０のポイント
◆ ４つの週間
① 寝たばこをしない、させない。
② ストーブ等の火器の周りに燃えやすいものを置かない。
③ こんろを使うときには、火のそばを離れない。
④ コンセントは、ほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
◆ ６つの対策
① 火災の発生を防ぐため、ストーブやこんろ等は、安全装置の付いた機器を使用する。
② 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、１０年を目安に交換
する。
③ 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類、カーテンは、防炎品を使
用する。
④ 火災を小さいうちに消すために、消火器を設置し、使い方を確認しておく。
⑤ 高齢者や身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
⑥ 防火防災訓練等への参加などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
住宅火災 いのちを守る10のポイント（PDF:342KB）（総務省消防庁）
地震火災対策
地震発生時には、火災が多く発生しており、その多くは電気を原因とするものです。
地震時の火災を防ぐため、以下のポイントを確認しましょう。
地震火災を防ぐポイント（PDF:662KB）（総務省消防庁）
林野火災対策
例年、空気が乾燥し強風の吹く２月から５月頃にかけて、多くの林野火災が発生する傾向にあり、最近では岩手県において大規模な火災が発生しました。
林野火災は、たき火、火入れ、放火（疑いを含む）等の人的要因による出火原因が多く、ひとたび発生すると早期に拡大し、消防隊の立入りや利用可能な水利が限られることから、消火活動が困難な上、人命や家屋等を危険にさらすほか、貴重な森林資源を焼失し、多くの労力を要することになります。
林野火災の大部分は、皆さま一人ひとりの注意で防ぐことができます。貴重な人命や財産を火災から守るため、林野での火気の取扱いには十分気をつけましょう。
林野火災を防ぐポイント
① 林内、森林周辺の枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこ
と。
② たき火等の火気使用中は、その場を離れず、使用後は完全に消火すること。
③ 強風時・乾燥時には、たき火・火入れをしないこと。（火入れを行う際には市町村長
の許可を必ず受けるとともに、必要な対策を講じること。）
④ たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てをしな
いこと。
⑤ 火遊びはしないこと。させないこと。
