令和元年12月21日に管内の量販店において、販売目的に陳列されていた点火棒(チャッカマン等)を幼児が誤って使用したことにより、火災が発生しました。
平成23年9月から、いわゆる使い捨てライター及び一部の点火棒(チャッカマン等)には、幼児が容易に着火できないような幼児対策(Child Resistanceチャイルドレジスタンス(CRと略します。)【注意1】が施され、PSCマーク【注意2】の付いた商品でないと販売できないことになっています。
しかし、高齢者や女性のように力の弱い方にとっては使いにくいこともあり、CR規制対象外の商品も販売されています。
今回の火災は、このCR規制対象外の点火棒(チャッカマン等)により、出火したものです。
渋川広域消防本部では、各販売店舗にCR規制対象外の点火棒(チャッカマン等)の販売について、注意喚起をするとともに、各家庭のライター・点火棒(チャッカマン等)の保管場所等の再確認をお願いします。
点火棒(チャッカマン)
【注意1】幼児対策(Child Resistanceチャイルドレジスタンス(CRと略します。):5歳未満の子どもの火遊び防止のため、着火レバーが重たく容易に着火できないような構造
【注意2】PSCマーク:構造、爆発性、可燃性等製品の安全性とともにCR機能など国が定めた技術基準に適合した場合付される表示です。