新型コロナウイルス感染症の影響から、不要・不急の外出の自粛を行っていることから自宅にいる機会が増えていると思います。また、学校の臨時休校で子どもだけで留守番をすることもあると思います。
家庭内での事故に注意して安全に自宅で過ごし、この危機を乗り越えましょう。
家庭内での火災予防
家庭内での事故防止
転倒・転落
転倒・転落は、骨折につながる重大な事故になりやすく、特に高齢者に多く発生しているので注意が必要です。
【原 因】 【予防策】
・つまずき ・手すりの設置する。
・フローリング等の床で滑る。 ・部屋の整理整頓する。
・ふらつき ・お酒を控える。
・飲 酒 ・スリッパ等は滑りにくいものを履く。 ・薄暗い部屋
窒息・誤嚥
加齢に伴い咀嚼機能、嚥下機能が低下し食べ物による気道異物や窒息を起こしやすくなります。
また、75歳以上の不慮の事故の死亡率で最も頻度が高いのが窒息であり注意が必要です。
他にも乳幼児が目を離している隙に誤って近くにある物(ボタン電池、ピーナッツ等)を口に入れてしまう可能性があります。
【原 因】 【対 策】
・食事中誤って喉に詰まる。 ・よく噛んで、ゆっくり食べる。
・急いで食べてしまう。 ・一度にたくさんの量を食べない。
・子供が知らぬ間に物を口に入れてしまう。 ・食べやすい大きさにカットする。
・子供の手の届く場所に物を置かない。
熱傷(やけど)
ご家庭で発生する熱傷の多くに熱湯によるものがあります。台所や風呂場など熱いお湯を使用する場所は特に注意が必要です。また、稀ですが化学薬品による化学損傷も皮膚がただれ熱傷になります。
【原 因】
・熱湯だと知らず触ってしまった。
・お風呂場で転倒し熱湯に入っしまった。
・日焼け止めを塗らず、日焼けをしてしまい水ぶくれができた。
・小さな子供が熱湯の入った容器を倒して熱湯をかぶってしまう。
【対 策】
・コンロを使用する時は周りに注意する。
・日差しが強い時は日焼け止めを塗る。
・小さな子供の手の届くところにカップ等を置かない。
溺水
溺水のほとんどは、予防可能な事故です。溺水事故 につながりやすい原因は以下のとおりです。
【原 因】
・乳幼児が浴室で遊んでいて、誤って浴槽内で溺れる。
・飲酒後、浴槽内で溺れる。
・浴槽内で意識消失し、家族に気が付かれないまま溺れてしまう。
・母子で入浴時、母親が洗髪中、浴槽に蓋をした状態で乳幼児を蓋の上に乗せていたところ蓋が外れ、乳幼児が浴槽内に落ちてしまった。
【予防対策】
・浴室に小さな子供がひとりで入れないようにする。
・多量の飲酒後は入浴を控える。
・入浴時は、30分くらいおきに声をかける。
・小さな子供を浴槽の蓋の上に乗せない。
もし119番を迷っていたら
渋川広域消防本部では、もし怪我、病気になってしまった場合、「救急車を呼ぶほうがいいのか」「夜どこの病院が見てくれるのか」「家族の車で病院に行きたいけど何科で見てもらえばいいのか」等迷った際の問い合わせ先として救急病院等案内テレホンサービスを開設しています。
【救急病院等案内テレホンサービス】
0279-23-0099