第48回群馬県消防職員意見発表会
晴山消防士長が優秀賞を受賞しました
令和7年2月3日(月)、前橋市消防局において、第48回群馬県消防職員意見発表会が開催されました。
この大会は、群馬県内の消防本部(局)から選出された11名の消防職員が、職務を通じての体験、業務に関する提言や取り組むべき課題などについて自由に発表し、消防業務の課題に関する一層の知識の研さんや意識の高揚を図ることを目的として開催されるものです。
当消防本部の代表として出場した晴山雄基消防士長(東分署)は、救急隊が現場に到着する前に通報者等へ電話連絡を行う「プレアライバルコール」の普及について発表を行い、優秀賞を受賞しました。
プレアライバルコールとは?
プレアライバルコールとは、救急隊が現場に到着する前に通報者へ電話連絡をすることです。
プレアライバルコールでは、より早く、適切な病院へ向かうことができるよう、通報時に聴取できなかった詳細な症状や病歴などを聴取します。
このプレアライバルコールが、救命率向上の一助となります。
さらには、救急隊の活動時間を短縮することができ、現在、全国的に課題となっている救急車の適正利用の解消にもつながります。
119番通報した後に、知らない電話番号から着信がくる場合がありますが、これはプレアライバルコールの可能性がありますので、応急処置等で手が離せない場合を除き、電話に出ていただきますようご協力をお願いします。
また、当消防本部では、救急車の利用に関する参考情報をまとめた「命のノート」を作成しています。
救急車を要請しようか迷ったときや通報の方法がわからない場合などにご活用ください。
命のノート